10月の満月は、世界では「ハンターズムーン」という別の呼び方で呼ばれています。
2024年のハンターズムーンは10月17日(木曜日)
満月時間は午後8時26分
満月はそれぞれの月ごとに日本とは違う呼び名で呼ばれているのですが、ハンターズムーンとはどのような意味や由来があるのでしょうか?
そこで今回は、ハンターズムーンについて
- 2024はいつ?何時?方角は?
- 呼び名の意味や由来は?
- 満月のおすすめの過ごし方は?
ということを調査してみました。
毎月やってくる満月ですが、その過ごし方にちょっと気を付けてみるとより一層月の満ち欠けが身近に感じられることになりますよ。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
ハンターズムーン2024はいつ?方角は?
2024年のハンターズムーンは、10月17日(木)です!
一番大きく見られる時間は、午後8時26分!
この時間帯は南(真上)の空を見上げてみましょう!
10月26日の月の出の時間は16:48(東京の場合)ですので、東の空からまん丸い大きな月が昇るのをゆっくり見られますね。
この夜の満月は夕方に東から上って南を回り、明け方になると西に沈んでいきます。
ちょうど真上に上ったころに一番大きな満月の時間を迎えるこの日、南の夜空に大きな満月が輝く姿が楽しめることでしょう。
ハンターズムーンの意味や由来は?
ハンターズムーン(10月)の呼び名は、ネイティブアメリカンが狩猟を始める季節を表したことに由来しています。
ネイティブアメリカンたちは、移り行く季節を把握するためにそれぞれの月に季節のイベントごとの名前を付けていました。
穀物の収穫を終え秋が深まってくるこの季節は、冬の備えを始める頃です。
動物たちが冬眠などで動かなくなる前に、狩猟を本格的に進めないといけない時期ですよね。
そのため10月の満月をハンターズムーン(狩猟月)と呼んで、冬を迎えるためにも狩猟を進める合図にしていたのでしょう。
また、真っ暗な夜の狩猟では満月の明るさがとても頼りに違いありませんから、狩りを助けてくれる満月に対しての感謝の意味もあったのではないでしょうか。
10月の満月は、他にも「トラベルムーン(旅行月)」・「ダイインググラスムーン(枯れ草月)」とも呼ばれています。
「トラベルムーン(旅行月)」って日本の「行楽の秋」のようで、なんだか親しみがわきますね。
ハンターズムーン(10月)以外の満月の呼び方は?
ハンターズムーンのように、各月の満月にはそれぞれ呼び名があります。
1月 | ウルフムーン(狼月) |
2月 | スノームーン(雪月) |
3月 | ワームムーン(いもむし月) |
4月 | ピンクムーン(桃色月) |
5月 | フラワームーン(花月) |
6月 | ストロベリームーン(いちご月) |
7月 | バックムーン(雄鹿月) |
8月 | スタジェンムーン(チョウザメ月) |
9月 | ハーベストムーン(収穫月) |
10月 | ハンターズムーン(狩猟月) |
11月 | ビーバームーン(ビーバー月) |
12月 | コールドムーン(寒月) |
ネイティブアメリカンの生活の中から生まれたそれぞれの呼び名を見てみると、ただ1月2月…というよりも季節を感じられます。
自然と共に暮らしてきたネイティブアメリカンたちにとって、季節を巡りながら毎月やってくる満月は自分たちの生活を整える大切なサインだったのでしょうね。
2024ハンターズムーンはいつ何時?名前の意味や由来も紹介!のまとめ
2024年のハンターズムーンについて調べてみたところ、
- 2024年10月17日(木)午後8:26に満月時間を迎える
- これは月が真上の時間帯なので、方角は南である
- 10月の満月の呼び名ハンターズムーンとは、ネイティブアメリカンが狩猟を始める季節を表している
- 他にも「トラベルムーン(旅行月)」「ダイインググラスムーン(枯れ草月)」とも呼ばれている
- いずれも季節に根付いた呼び名である
10月は夏の暑い夜とは違って、ゆっくりと月を眺めて過ごすのも心地よい季節になります。
満月に込められた昔の人々の暮らしを思い浮かべながら、日常の慌ただしさから少し距離をおいて夜空を見上げてみるのもいいですよね。
10月下旬の気候は昼と夜の寒暖差が大きくなってきていますので、明け方の月を見るときには服装にも気を付けてお楽しみください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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