愛知県の離島「篠島」に行ってきました。
篠島・日間賀島ってどっちにいったらいい?
いつもこんな疑問をもっていて結局日間賀島に行ってしまうことが多かったのですが、地元出発のバスツアーで篠島を訪れることができました。
そこで今回の篠島での観光モデルコースを、ご紹介します!
- 案内人によるガイドツアー
- 篠島の春のグルメ
- おススメおみやげ
について体験談を詳しくお話していきますので、どうぞ最後までお読みくださいね。
篠島モデルコースの観光体験談
今回私が訪れたのは2024年3月9日土曜日、天候は晴れで気温は6.5℃です。
気持ちのいい晴天でしたが、とても風の強い一日で冬のような冷たい風が吹いていました。
服装はまだまだ冬のままで、
- インナーはヒートテック
- 上着は真冬のコート
外では暖かいストールが手離せませんでした。
篠島モデルコースの行程は?
今回の篠島ツアーの行程です。
11:30 | 師崎港より高速船で篠島へ(乗船時間は10分) |
12:00 | 篠島デューテラスにてランチ |
12:55 | ガイドツアー出発(約1時間の予定) |
14:00 | 篠島港に到着 |
14:25 | 篠島港より高速船で師崎へ(乗船時間は10分) |
篠島内ではあまり自由時間のない行程でしたが、食事もガイドツアーも時間的に慌てることなく適当な時間配分だった印象です。
それぞれについて、詳しくご紹介しますね。
ガイドツアー体験談!
案内人によるガイドツアー、今回のコースは
篠島デューテラス
↓
篠島神明神社
↓
前浜(ないば)サンサンビーチ
↓
八王子社
↓
篠島港(島の駅SHINOJIMA)
高齢の参加者にあわせたゆっくりなペースでの約1時間のコースでした。
ガイドは篠島生まれの70代の女性2人組。
民宿を営んでおられ、ご主人は漁師さんとのことで、歩きながら
- 島の歴史
- 年中行事
- 現在の若い島民の方々の生活の様子
など、親しみやすい口調でお話してくださいました。
その都度質問にも丁寧に答えていただき、もう少し長い滞在でゆっくり回ってみたくなりました。
ツアー中の様子です↓
先頭がガイドさん、その後を参加者がついて歩きました。
「この灯篭はね、名古屋城の石を切り出した時にご褒美にもらったものでね」と目に入る小さなポイントもガイドしてくださいます↓
神明神社
最初の目的地、神明神社です↓
師崎港から高速船で10分、篠島の神明神社にお参りしました。事前に連絡し御朱印頂きました。#御朱印#神明神社 pic.twitter.com/uetWD2WZ9M
— HiroB (@HiroBhiro) May 27, 2018
伊勢神宮の式年遷宮で取り壊したお社の木材は、2年後こちらのお社として生まれ変わっていくことが決められているとのこと。
伊勢神宮と同じ造りのお社が1200年以上にわたって、篠島の皆さんをお護りくださっているのですね。
鳥居の上にはこんなにも清々しい青空が見えていました↓
X投稿者の方はご朱印を事前にお願いされていたとのことですが、私が伺ったときにはすぐに対応できるようたくさん準備されていました。
前浜(ないば)サンサンビーチ
神明神社から住宅街を抜けると、すぐにきれいな砂浜が目に入ります。
前浜(ないば)サンサンビーチは800mも続く海水浴場です↓
海沿いにはたくさんのホテルや民宿が並んでいて、海水浴シーズンの賑わいが想像されました。
1月3・4日にはこちらの砂浜を通って八王子社から神明神社までご神体を運ぶ「大名行列」が行われるんですよ↓
夏には海水浴でにぎわう砂浜を神様が通って行かれるんですね。
八王子社
前浜(ないば)サンサンビーチから見える木がこんもりとした丘が、八王子社です↓
前浜から海が見渡せるこの場所にある八王子社は、造船と漁業の神様ということです。
先ほどの神明神社で取り壊した木材が、次はこちらの八王子社のお社に使われているんですよ。
神明神社よりも少しコンパクトになっていました↓
知多半島 篠島( しのじま)
八王子社 pic.twitter.com/wdNoyYwmz1— @JP Official (@JPN_AICHI) July 16, 2016
こちらにはお社があるだけで、ご朱印やおみくじの販売所はありません。
ゆっくりなスピードでのガイドツアーでしたので、こちらから篠島港(島の駅SHINOJIMA)へと戻りました。
グルメ体験談!
今回のランチは篠島デューテラスで「篠島産ふぐとかきの味噌バター鍋」です!
メニューは
- 篠島産ふぐとかきの味噌バター鍋
- ステーキチャンピオンの牛ステーキ
- しらす丼
- しらすの佃煮
と、ボリュームたっぷりの4品でした↓
篠島産ふぐとかきの味噌バター鍋は、
- たっぷりの野菜の上にぐるぐるっと並んだ10個以上の牡蠣
- 食べやすいサイズにカットされたふぐが4切れ
これらを特製味噌とだんだんとろけてくるバターでいただきます↓
篠島では船の上で食べられる保存食として昔から味噌が重宝されていて、「味噌天国」とも呼ばれているんですよ。
そんな篠島の「味噌」と「ふぐ」「かき」の相性がばっちりで、具材がなくなってもお出汁までしっかりいただきました。
もう一つの篠島名産「しらす」がたっぷりのしらす丼↓
ご飯もしらすの入った炊き込みご飯で、こちらも最後の一粒までおいしくいただきました。
今回のランチ会場「篠島デューテラス」は、篠島港(島の駅SHINOJIMA)のすぐ前にあります。
入口のとてもおしゃれな看板が目印↓
南の島のムード満天の入口を入ると、バーベキューサイトやハンモックが並んでいるリゾート気分が満喫できるお店でした。
私がいただいたのはどうやらツアーのお客様限定メニューだったようですが、個人のお客様方は牡蠣小屋メニューを楽しんでおられました↓
この日のメニューはこの他に
- 篠島フィッシュバーガーしのじま¥1,600
- 篠島しらすピザ¥1,500
- 篠島漁師カレー(本日の魚フライ付き)¥1,200
- 釜揚げしらす丼¥1,300
など、篠島の海の幸を楽しめるメニューがたくさんありました↓
おしゃれな店内で篠島名産の牡蠣の食べ放題やしらすピザがいただけるのはいいですよね。
おすすめお土産は?
春の篠島、おすすめお土産は「わかめ」です!
モデルコースをまわってわかった篠島の名産は、
- わかめ
- しらす
- 鯛
- ふぐ
です。
その中でも私のお土産おすすめはだんぜん「わかめ」
- 乾燥わかめ
- 塩蔵わかめ
- わかめの茎めかぶ
など、サイズや使い勝手に合わせていろいろなタイプのものが用意されていました。
「わかめ」おすすめの理由は3つ!
- 安い
- 軽い
- サイズ種類が豊富
渡したいお相手に合わせてサイズやお値段が選べることと、何より軽いのは旅の荷物になりません。
こちらがわかめの茎部分「めかぶ」、おおきなそのままのめかぶやスライスしたものと両方ありました↓
フェリー乗り場のある「島の駅SHINOJIMA」の売店で購入できますので、お帰りの際に購入できますよ!
自分へのお土産は、こちらの「鯛みくじ」を購入しました↓
おんべ鯛がデザインされた張りぼての鯛のしっぽに、「おみくじ」が入っていました。
おみくじを楽しんだ後は、マスコットとしてバッグチャームなどにできる大きさとかわいらしさです。
旅の思い出とご加護をいただいて、「一年安鯛(いちねんあんたい)」といきたいで~す
わたしは「神明神社」で購入しましたが、「島の駅SHINOJIMA」の売店でも購入できます。
篠島へのアクセスは?
離島「篠島」へのアクセス方法は、フェリー・高速船だけです。
乗り場はこちらの3か所
- 師崎(もろざき)港
- 河和(こうわ)港
- 伊良湖フェリーターミナル
カーフェリーで車と共に訪れることもできますが、島内の道路はとても狭く慣れていないとドライブが楽しめません。
篠島の外周は約7㎞、面積は1㎢に満たない小さな島です。
それぞれの港前にある駐車場に預けてしまう方がいいですよ。
高速船で10~20分で篠島に到着します↓
篠島デューテラス前で
- レンタサイクル
- レンタルバイク
- レンタルトゥクトゥク
もありますので歩くことが心配な方は、小型の乗り物のレンタルも楽しい思い出になるでしょう。
ツアーでいただいた篠島のマップです↓
篠島は島の外周が約7㎞の小さな島ですが伊勢神宮との繋がりがとても強く、こちらでとれた鯛の塩漬けを「おんべ鯛」として毎年奉納しています。
篠島港では「おんべ鯛」の大きな飾りが目に入ってきましたよ↓
神明神社・八王子社の他にも「島四国八十八カ所」と銘打った島弘法があり、とても神聖な島なんだと感じました。
【篠島】モデルコースの観光体験談!ガイドツアーやグルメ・おすすめお土産も紹介!のまとめ
離島観光とはどんなものがあるのか楽しみに訪れた篠島でしたが、
- 島の住人による歴史的な説明のあるガイドツアー
- 島民になった気分で歩ける散歩コース
- 篠島名産の海の幸がとてもおしゃれでおいしくいただけるごちそうランチ
など、予想以上の離島での楽しみ方が満載の篠島ツアーでした。
師崎・河和のどちらの港も車や電車でのアクセスがよく、日帰りでも十分時間が取れるのでとてもお手軽な旅行ができます。
あなたもぜひ篠島に行ってみてくださいね!
きっととっても気に入っていただけること間違いありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。